ネイルサロンで、ネイルのデザインやネイリストの技術と同じくらい大切なのが、ネイルサロンの内装です。
今はネイルサロンが膨大にある時代です。施術しているメニューも、ものすごく変わったことをしているお店というのはあまりなく、見せ方次第という感じになります。
メニューや、施術してもらう技術者にこだわりがなくても、数時間過ごすためのネイルサロンの内装ってやっぱり大切です。
ネイルサロンに行きたいお客様の中にも、お店の写真だけで行くサロンを決めてしまう方もいるくらいです。やっぱり、人と同じで見た目が大事なんですね。
ここでは、沢山の人に愛されるネイルサロンの内装についてをお話したいと思います。
これからネイルサロンを開業したい方は是非ご一読下さい。
その内装、ターゲットに合っていますか?
ホームページに掲載されているネイルのデザインはキラキラでゴージャス系のロングスカルプなのに、実際にサロンに行ってみたら無機質な内装でまるで事務オフィスのようだった・・。
もしくは、価格も安くシンプル系のネイルメニューをホームページで見ていったら実際は豪華なエステ内の一室を借りているサロンだった・・。
どちらもありえるお話です。
前者の例でいうと、ゴージャス系のスカルプを付けるお客様のターゲットを考えると、華やかな環境にいたりお仕事についているお客様ということになります。でしたらネイルサロンの内装もそれに合わせてキラキラのシャンデリアや豪華なチェストなどが置いてあるような内装でないと、ターゲットにそぐわないということになります。
後者の例でいうと、シンプル系のネイルで低価格の路線でいきたいのなら、何も豪華エステサロン内で高い賃料を払う必要はないですし、逆に豪華エステサロンの豪華な内装で施術を行いたいのなら、メニューや施術料金を見直すべきです。
まずは、自分のサロンがどのようなお客様をターゲットにしているかを明確にし、内装イメージをすり合わせてゆきましょう。
お客様がくつろげる内装になっているか?
ネイルサロンにおいてのお客様の平均滞在時間は1時間~2時間ほどです。
ネイルの施術は(ハンドの場合)基本的に両手がふさがってしまいます。美容室のように雑誌を見たりスマホをいじることができません。フットの施術の場合も、足を上げ下げしてもらったりするので、ずっと寝たままというわけにはいきません。
このような施術環境の中で、いかにお客様がくつろげる内装になっているかが重要です。
お客様は施術中、手を自由にできないと、内装など視界に入るものに目が行きます。
キャンペーンの告知POPや掲示物などがお席から見ずらい場所に貼ってあったりしませんか?お座りいただいた席から見た側がネイリストが座る側になります。ネイリストの後ろ側がネイルの道具やお店の書類等で乱雑になっていないでしょうか?
お客様にお座り頂くチェアやクッションなどが快適なものになっているかはもちろんのこと、サロンの内装がスッキリと整理整頓されていて、見ていて楽しいものになっているか、お客様の目線になって考えてみましょう。
アートサンプルが映える内装になっているか?
ネイルサロン内において、アートサンプルはお店の顔です。
可愛い雑貨を飾るのも大切ですが、サンプルが沢山飾ってあるとお客様はワクワクして「これからネイルサロンでネイルをしてもらうんだ!」と施術前の気持ちも高まります。
内装において、アートサンプルが主役級にキレイにディスプレイされていなければなりません。
ネイルサロンの内装を見ていてありがちなのが、アートサンプルのボードを積み上げてしまっている状態です。確かに、収納方法としては片づけやすいですが、お客様から見るとただのボードが重なっているだけになってしまうので、せっかくのサンプルが見えません。
内装を考える際に、アートサンプルのボードが見やすく立てかけられるような設計にしましょう。わざわざ新たに什器を購入したり特別な業者に工事を依頼しなくても、DIYで画鋲などで簡単に取り付けられる棚などがDIY専門のネットショップなどで販売されていますよ。
お客様の視界につねにサンプルボードが入っている内装になっていれば完璧です!
内装プラスアルファで最高の演出を!
ネイルサロンの内装がハードなら、そこに置くインテリア小物がソフトになります。小物類も内装や客層のイメージに合ったものを選びましょう。
特に、昨今はネイルサロンや美容室のアメニティの充実っぷりはすさまじいものがあります。
お茶やキャンディのサービス、綿棒やあぶらとり紙などはもはや常識です。その他に寒かった際のブランケット、スマホの充電器、夏場なら汗拭きシート、冬場なら保湿クリームなどまで、まるでホテルのような充実っぷりです。
逆にいうと、これらのアメニティを一つも用意していないサロンは、他店に比べて満足度が低いサロンということになってしまいます。
内装を大がかりに工事するのとは違い、コストもかからずお客様の満足度も高いサービスとなりますので、行っていないサロンはすぐにでも始めましょう。
注意したいのがヘアアイロンです。個人サロンで施術後のメイク直しと一緒に自由にお使いいただけるヘアアイロンを用意していたのですが、お客様がずっと髪を巻いていて、次のご予約のお客様がいらしてもお帰り頂けず、回転率が悪くなってしまった例があります。
他店がやっているからなんでも導入するというのではなく、自分のサロンのキャパシティに合ったアメニティを選びましょう。
さいごに
ネイルサロンの内装は、オーナーのこだわりが強く出やすい部分といえます。
個人でサロンをオープンさせる場合、一番最初だからモチベーションも上がっているので、つい内装に費用をかけてしまいがちです。
しかし、初期費用をかけすぎてしまうとあとから経営を苦しめてしまうことにもなりかねません。個人サロンの場合、まずは最低限でいいのでオープンし、あとから少しずつ変えていくくらいの心づもりでいましょう。
お客様にとっても、「毎回雰囲気が少しずつ変わってて、来ていて飽きないわ」とプラスに思ってくれることが多いですよ!
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