ネイリストになって辛いこと 


一見華やかそうに見えるネイリストという職業。自分のネイルもかわいくできて、オシャレなネイルサロンで働けて、キラキラした小物類に囲まれ、メイクや服装も気を使っている職業というイメージがあります。しかし、実際ネイルサロンで働いてみたら重労働だし、接客業が辛い・・、そんな意見も多数あります。

今回はネイリストをやっていて辛いことをまとめてみました。

接客業が辛い

ネイリストは美容師さんとは違い、施術に入ってから終わるまでは基本的につきっきりです。一人のお客様と接する時間が濃く長くなります。施術やカウンセリング以外に、世間話やお客様のプライベートの話などの雑談力も必要になってきます。それが接客業にとって醍醐味でもあるのですが、ネイリストも人間です。お客様と接していて辛くなる瞬間もでてきます。

話がはずまない

ジェルネイルの施術なら、約1時間~約2時間ほどです。

こちらから色々会話を振ってもお客様が無反応だったり、無視されてしまうととても辛いものがあります。逆に、お話好きのお客様のお相手をし過ぎて施術時間がかかってしまい、次の予約に重なってしまうということも良くあります。

ずっと喋りっぱなしではなく、最初のカウンセリングや最後の仕上げなどはきちんと対応し、それ以外は作業に集中するなど、接客のメリハリをつけるとお客様からの印象も悪くならないでしょう。

クレームが辛い

接客業にクレームはつきものです。特にネイルサロンの場合、最初から商品を売っているのではなく施術が商品になるので、「思ったのと違う」「すぐに取れてしまった」等の理由のクレームが起こりやすい職種といえます。分かってはいても、自分の施術したお客様からのクレームは心が折れそうになります。休みの日にサロンから携帯に電話がかかってくると、ドキッとなります。

クレームにも様々な種類があります。クレームのすべてが自分の技術に非があるという訳でもありません。クレームを適切に処理するためには、サロンの店長やオーナーと返金対応や保障期限などのガイドラインをきちんと決め、施術の前にもお客様にきちんと説明をすることが大切です。

仕事が重労働

ネイリストの仕事は一見すると座って施術をしているので楽そうに見えますが、フットネイルをするときに中腰になったり、お客様のお席がテーブル席ではなくソファー席で施術をする場合はかがんだりするなど色々な体勢で仕事をすることになります。デスクワークのOLさんと異なりかなり重労働なのです。

頭痛・肩こり

ネイルアートなど細かいものを作る仕事なので目をとても酷使します。

目の疲れからくる眼精疲労の頭痛に悩まされている人が多いようです。頭痛薬はもはや必需品です。うつむいての作業が多いので、肩こりがひどいかたも多くいらっしゃいます。

湿布やアンメルツなどの塗るタイプの薬が欠かせません。

老眼ではないですが、手元専用のメガネをかけているネイリストさんもいらっしゃいます。ジェルネイルをマシーンでオフする際などは大量のファイルダストが出るので、メガネはダストから眼球を守る点でもおススメですよ!

腰痛・座骨神経痛

夏場のサンダルを履く時期になると、フットネイルをするお客様が増えるので、連日中腰での体勢が腰痛になることも。その他、あまりにもひどい場合は腰の神経から下半身へと痛みが連動してしまう座骨神経痛の症状がでる場合もあります。

休憩時間に軽くストレッチをしたり、お風呂でゆっくりと温まり体をほぐしましょう。

腱鞘炎

ジェルネイルのオフやスカルプチュアの表面削りなど、削る作業をする際に手首の関節を酷使します。最近ではネイルマシーンを導入しているサロンも増えているため、マシーンの振動による刺激が蓄積され腱鞘炎となることも多いです。

定期的にマッサージにいったりジムなどで体を動かすなど、セルフケアがとても大切な仕事です。かかりつけの整形外科も見つけておくと良いでしょう。

体が資本の仕事です。自分のメンテナンスは大切にして下さいね。

練習が辛い

ネイルスクールを出たばかりのネイリストは、サロンのメニューにすぐに入客できるわけではありません。最初はアシスタントとして先輩ネイリストの施術をサポートしながら経験を積み、サロンで行われる技術テストに受かって初めてネイリストとしてデビューになります。

昇給テストがある

お店によりテストの内容はさまざまですが、「ジェルオフを両手15分以内」「ジェルのカラーグラデーションを30分以内」のように時間が決められています。合格したら入客することができ、昇給となります。テストに合格するためにはモデルで練習をしなければならないのですが、これが結構大変です!

練習は勤務時間外

どこのネイルサロンでも自分の技術向上のための練習は出勤時間外で行うことが多いです。営業後や、公休日にモデルを呼んで練習をするのですが、もちろんその時間は給料は発生しません。自分のプライベートの時間を削ることになります。サロンによっては講師などを招いて技術練習会などを開催しているところもあるようですが、大体が公休日に行われることが多いです。

モデル探しが大変

モデルは自分で探さなければなりません。美容師さんがカットモデルを探すように、家族や友人にお願いをしたり一般の方にサロンのブログ等を通じてハンドモデル募集をすることが多いです。自分の練習したい内容をやらせてくれるモデルさんが見つからなかったり、日程が合わなかったりすることもあります。モデルが見つからないためにテストを受けることができず昇給することができないということもあります。

まとめ

以上のようにネイリストの仕事は思っているよりも肉体労働なんですね。

サロンワークが忙しすぎて心と体のバランスが崩れてしまわないように、休息や食事、運動などに気を使うことが良い仕事をしていく上でとても大切です。

また、新人ネイリストは最初は練習の毎日で自由な時間が心が折れそうになることもあるかもしれません。しかし、ネイル技術は自分に身についた財産となります。今後もっと条件の良いサロンに転職するときも身に着けた技術がきっと役に立つことでしょう。

ただ辛いと嘆くだけでなく、まずはその原因を考えましょう。生活を変えるだけで改善できることはすぐに取り入れると良いですし、もし職場環境が原因でストレスになってしまっているのなら、もっとあなたの可能性を広げるために他のサロンへの転職を考えるのも良い選択ですよ!


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