ネイリストになったけど、仕事が辛い、辞めたい・・。
誰でも一度はそう思う時があるはずです。
筆者はネイリストとして約17年働いていますが、「ネイリストを辞めたい!」と思ったことは、それはそれは数多くあります(笑)。
また、ネイルサロンの店長やマネージャー職としても勤務をしてきましたので、雇う側目線での経験もあります。
「辞めたい」と思う原因はどのようなことが多いのか?そうなったとき、どんな方法で乗り切ったかなど、体験談や対処方法などをご紹介します。
理由その1:人間関係
「ネイリストを辞めたい」と思う理由のナンバーワンが人間関係です。
職種柄、女性が多い仕事になります。すべての方にあてはまるわけではありませんが、女の子って特定のだれかの陰口を言いがちです。
本人は言いたくなくても、職場で力関係が上の人が言い出すとそれに同調せざるをえなくなり、言いたくない悪口を言ってしまいます。
特定のだれかの悪口を聞えよがしにひそひそいったり、挨拶をしても無視をしたり等、はっきりいって小学生レベルのことが実際に職場で起こることがあるのです。
私自身はネイリストとしていくつかのサロンでサロンワークをしていたのですが、場所や年齢問わずどこの職場でも必ず起きていました。
正直言って小学生のケンカレベルです。でも、そんなことが続いているとすっかりメンタルが疲弊してしまうのです。
本当にくだらない理由ですが、対処方法はただひとつ。振り回されず、かわすこと。
悪口を言ってくる人の言い分は「へぇ~。そうなんだ~。」と聞き流しつつ同調は絶対してはいけません。そして、自分がここにいるのは職場の人間と馴れ合いになるのではなく、自分の収入のためや技術向上・仕事のため!と強いメンタルを持ちましょう。
このように常に中立的立場をとっていると、悪口を言っている人以外で自分と同じ価値観を持った人に出会えるものですよ!
理由その2:異性関係
ネイリストは常に人と接している仕事です。お客様やスタッフなど、毎日たくさんの人とコミュニケーションをとりながら仕事が成り立っています。
しかし、プライベートで嫌なことがあったり気持ちが落ち込んだりイライラしてしまうことが続くとネイリストとして人と接するのが辛い、辞めたいと思ってしまいます。
私はネイルサロンで店長・マネージャー職を長く勤めていたのですが、スタッフがモチベーションが下がってしまったり、退職したいと言い出した時の理由として「彼氏とケンカした・別れた」というものが多くありました。
こればっかりは未然に防ぎようがないのですが、日ごろから仕事とプライベートは切り分けて、依存せず自立した人間でいることが大切です。
また、仕事が楽しく充実していると勤務中はプライベートでの嫌なことなど忘れてしまっているものです。
私自身も、前日彼氏と別れ話をして泣き明かした目で出勤したことがありました。でも、仲の良い常連のお客様と楽しく接客しているうちに前向きになれ、お客様に救われた、この仕事をしていて本当に良かったと思ったことがあります。
20代の女の子を雇っている方、差支えない程度に異性関係は把握しておいたほうが絶対おすすめですよ!
理由その3:仕事が嫌いになった
ほとんどの方が時間とお金をかけて、ネイルの技術を習得したわけですから、「ネイルなんか大嫌い」「ネイルなんてやりたくもない」と、ネイリストの仕事そのものが嫌いになって辞めたいというケースは少ない気がします。
仕事が嫌いで辞めたいという方は、「勤めていたサロンの人間関係が理由でネイリストを辞めたい」「お給料が割に合わなくて辞めたい」など、二次的理由が必ずあります。
このような方の場合は、ネイリストを辞めたいと思った本当の理由が何か自分自身にしっかりと問いかける必要があります。
すべてを断ち切ってしまうのではなく、人間関係や雇用条件など転職をするなどで解決できるのであれば、せっかく築いたキャリアを捨ててしまうのはもったいないです。
しかし、本当に「細かい仕事が無理」「接客業がいや」などでネイリストから足を洗いたいのであれば、だらだら続けることはせず、さっさと次のステージに行かれることをお勧めします。
詳しくは「ネイルサロンを廃業?ネイリストのその後」記事をご参照下さい。
理由その4:体調面
理由1~3以外の少数理由としては体調不良によりネイリストを辞めたいと思うケースです。
女の子は毎月、生理などの体のライフサイクルがあります。
生理痛が辛かったり、PMS(月経前症候群)の症状が出てしまったり、更年期障害の症状が出てしまうスタッフもいます。
何か他に原因があるのではなく、体のメカニズムで気持ちが沈み込んでしまって、「ネイリストを辞めたい」と思ってしまうのですね。
自分がこのような理由でネイリストを辞めたい、続けられないと悩んでしまっていたら、まずは一度お医者さんに受診しましょう。
今は、いかにも「出産専門の婦人科!」のようなハードルの高いものではなく、生理不順などを専門に扱っているレディースクリニックなどがたくさんあります。
まずは受診して、症状によってはピルなどお薬の服用で改善できることもあります。
私自身も生理痛がとてもひどかったので、基礎体温を付けて生理痛が重そうな日を予測して休み希望を出していました。
20代前半の若いスタッフなどは、婦人科なんて無関係に思っている方が多いのですが、私がマネージャーをしているとき、面談でなんとなく体の不調を訴えているスタッフには病院の受診をすすめていました。
会社によっては健康診断の補助制度を設けているところもあります。体が資本の仕事なので、セルフコントロールを徹底したいですね。
さいごに
ネイリストという仕事はとてもやりがいがある素晴らしい仕事です。だからこそ、辛いこともたくさんあります。
人間ですから、仕事の愚痴や悩みなどだれかに吐き出したくなる時がたくさんあります。
私は、バリバリサロンワークをこなし、何度も辞めたいと思っていたとき、周りの人に相談したり、ただ愚痴を聞いてもらうだけでもすっきりとしたものでした。
ストレスをため込まず、まずは家族、パートナー、同僚、先輩等の周りの誰かに、吐き出してみて下さい。それだけでも、心をポジティブに保つことができるのです。
そして自分の心が余裕が出てきたら、今度はあなたが誰かの相談に乗って力になってあげて下さいね!
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