ネイルサロンに就職をするために、面接で必ず聞かれるのが「志望動機」です。
人気のネイルサロンや、雇用条件が高収入だったり正社員登用などの好条件であればあるほど面接希望者が殺到します。
沢山の応募者からあなたが選ばれるためには、なぜそのサロンでネイリストとして働きたいのかをあらかじめ志望動機を明確にしておく必要があります。
これからネイルサロンへ就職、もしくは転職を考えているネイリストさん必見です!
面接について
ネイリストの場合、面接形態は様々です。一般的に、以下の3つが行われます。
・履歴書を提出したり、応募フォームから申し込む書類・WEB面接
・面接官との口頭面接
・実際の施術を行う実技面接
小規模サロンの場合なら履歴書持参でいきなり実技面接を行うこともあれば、会社規模が大きくなると、WEB面接→口頭面接→技術面接のように段階を踏んでゆく場合もあります。
このように1つのネイルサロンに就職活動を行った場合、平均して1~3回ほどサロンとのやりとりをすることになり、合否が出ます。
大切なのは、すべての面接において志望動機が一貫している、ということです。
書類で書いていたことと面接で話したことが食い違ってしまった、ということにならないように、応募する前にしっかりと自分の志望動機を固めましょう。
未経験者の場合
ネイリストの就職の場合、ネイルスクールで技術を学んだ方や美容専門学校のネイル科を卒業した方などは、まったくの未経験としてネイリストとして就職をすることになります。
「このサロンが好きだから応募しました」という理由だと、志望動機としてはちょっと弱いです。
志望動機を固めるには、まずスクールに在学中から、ネイルの技術を学ぶ以外にネイリストとしてサロンワークをすることがどんなことなのかを把握しておきましょう。
次に自分の好きなサロンや得意な技術を自己分析し、どんな雰囲気のサロンでどんな強みを生かして働きたいかを固め、志望動機を考えます。そして自分がネイリストとして働きたいサロンを探します。
働きたい会社が見つかったら、応募要項はもちろんのこと、そのサロンや会社の企業理念をしっかりと調べ、自分の得意なことと共通点がないかすり合わせをします。
そのうえで、具体的な志望動機を作っていきましょう。
例えば、
「得意技術はネイルケアです。検定試験でも2級を1度で合格することができました。流行りのデザインを追うだけでなく爪そのもののお手入れを重視した御社の施術メニューと施術姿勢に共感し、自分の技術を生かせるのではないかと思い応募しました。」
のように、自分についてと応募先についての共通項をリンクすると志望動機として説得力が増します。
転職の場合
すでにネイリストとしの勤務経験があり、他のサロンに転職したい場合と、ネイリスト以外の仕事をしていた方がネイリストとして働きたい場合の2パターンがあります。
他のネイルサロンに転職したい場合
現在ネイリストとして働いていて、他のサロンに転職する場合、なぜ今のサロンではなくこのサロンで働きたいのか、志望動機を明確にしましょう。
つい、前職では人間関係が辛かった、給与体系に不満があった、等のマイナス理由を志望動機に挙げてしまいがちですが、前職の職場批判は厳禁です。
「前職はジェル専門店で、施術スピードとリピート数は定評を頂いており仕事としてはやりがいを感じていました。今後ネイリストとして幅広い技術をお客様に提供したいと思い、専門店ではないトータルネイルサロンである御社を志望致しました。」
このように、前職での経験と転職しようと思った動機をうまく紐づけができれば、志望動機としては申し分のないものになります。
異業種からネイリストへ転職したい場合
もともと一般企業などで働いていたり、アルバイトとして仕事をしていてネイリストの仕事に就職をしたいと考えている方のケースもあります。
これらの方の場合、もちろんネイリストとしては未経験なので経験者に比べれば不利かもしれません。しかし、ネイリストの経験はゼロでもこれまであなたが社会人として経験してきたことをもとに志望動機を考え、面接でアピールできれば採用へとつながります。
そのためには、まず履歴書や面接などでこれまでどんな仕事に就いてきたかはもちろん、それによってどんな経験を得ることができたかを志望動機と一緒に説明できることが重要です。
例えば
「今までアパレルの販売員として数年勤務してきました。ファッションとネイルのトータルコーディネートができるネイリストになりたいと思い志望致しました。ネイリストとしての経験はまだ勉強中ですが、販売員として培った接客力には自信があります!」
このように、一見ネイリストとは関係のない仕事でも積極的にアピールすることが大切です。
あるサロンの採用担当者が話していましたが「社会人経験のない1級所持ネイリストよりも、社会人経験のある未経験者のほうがよっぽど戦力になる」という意見もあるくらいです。
まずは今までの自分のキャリア=職務経歴の棚卸をし、志望動機に結び付けられるかを考えてみましょう。
面接官=ネイリストとは限らない
自分自身では気が付きづらいのですが、ネイリストとして勤務していたりネイルスクールに在籍しているなど普段自分が接している人たちがネイル業界の方が多いと、ついコミュニケーションなどがその業界の人間だけに偏ってしまいます。
面接を受ける際も、つい「面接担当の人はネイルサロンの店長さんが担当かな」と思い込んでしまいがちです。
気を付けたいのは、面接担当者=ネイリスト(もしくはネイリスト経験者)とは限らない、ということです。
個人経営のネイルサロンなどはオーナー兼技術者であることがほとんどですが、チェーン展開している大手サロンなどは、現場のネイリストとは別に人事担当の部署を設けて採用担当を行っていることがほとんどです。
人事担当の専門の人は言わば採用のプロです。求人の問い合わせの電話応対から面接の受け答えまで、あなたがネイリストである前に一人の社会人として相応しい人間であるかを厳しく見ています。小手先の志望動機では、沢山の人材を見てきた人事担当者を納得させることは難しいでしょう。
また、ネイリスト同士なら通用するコミュニケーションも、ビジネスパーソンとしてはNGということがあるかもしれません。当たり前のことですが、言葉遣いや履歴書などの送付の作法などをきちんと対応することが大切です。
ネイルスクールのみを卒業していて一般企業などでの勤務経験がない方だと、ビジネスマナーが少し欠けている人が多いのかな、という印象です。
ビジネスマナーについては多数本もでていますし、秘書検定やサービス接遇検定などの各種ビジネス系検定の資格もあります。履歴書にこれらの資格が書き添えてあるだけでもきちんとした印象を与えることができます。
また資格取得も志望動機に含めることができます。
「お客様により安心感のある接客を提供できるよう、秘書検定資格を取得しました。」
のように説明ができると、応募の動機や志望動機がより説得力が増しますね。
積極的にチャレンジしましょう。
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